あらゆるマウンテニアリングに使用可能な軽量のバックパックです。側面の止水ジッパーから メインの荷室へ容易にアクセスできます。ダブルアイスアックス用のアタッチメント、コンプ レッションストラップ、ヒップベルトにはギアループを配し背面のモールドに施された凹凸は 蒸れを防ぎます。ハイドレーションシステムを配備しています。
color : Indigo Night
jacket : 『 falketind Gore-Tex Jacket 』35Lであれば、ワンデイのトレッキング、近場のハイキングでもクッカーを持ってのんびりランチを楽しむようなシーンにぴったりのサイズです。バックパッカースタイルでの旅行などにもいいですね。
荷室は1気室で、メインアクセスはザック上部の雨蓋をめくって行ないますが、サイドジップからも中へアクセス可能です。これならば天候の急変で保温着が必要になった時、着ていたものをすぐにしまいたい時もスムーズですね。ザックは同じ容量でもより多くの荷物を詰め込める雨蓋タイプと、中へのアクセスが楽なジップタイプと分かれますが、それぞれのいい部分を両立させた作りになります。
color : Pureed Pumpkin
現代において、このサイズで1?Lを切るバックパックは珍しくはないですが、耐久性と10?Lを超える荷物でも背負いやすく、岩場でもザックが振られないことなど、ザックとしての基本性能がしっかりとしているのが特徴のザックになります。そして生地にPUコーティングが施されているので、長時間でなければ、多少の雨くらいでは浸水しづらくなっています。補助的な機能ですので、雨の日はレインカバーを使用下さい。
背面はしっかりとしたパッドを使い、腰と背中全体で重量を支え、パッドの横溝が通気性と速乾性を確保しています。
岩場などでも引っかからないよう、あえてサイドポケットなどを設けていないので、暑い夏場はハイドレーションの使用がお勧めです。市販のハイドレーションパックが装着できます。
残雪登山や雪山登山に必須のアックスをザック表面に収納でき、着脱もスムーズです。ちなみに2本まで装着できるので、アイスクライミングにも対応できます。
稜線上でウェストベルトの余りがバタついたりして気になったことはありませんか?このザックは、ウェストハーネスにベルトの余りを通せるループがあって、すっきり収納できます。痒い所に手が届くとはこういうことですね。ウェストハーネスは太すぎず、動きやすさを確保した上でしっかりと荷重を支えてくれます。また、左側のウェストハーネスにはギアループが付いているので、カラビナなどを装着できるようになっています。
ウェストベルトとチェストベルトを絞ったら、最後にザック本体とショルダーベルトを引き付けるスタビライザーを調整しましょう。これがあるだけで、より背中に荷物が乗っかりますので、身体への負担が軽減されます。あまり引っ張りすぎると、身体が窮屈になりますので、適度でOKです。
雨蓋には互い違いに開くポケットが2つ付いています。上は地図など収納するのにいいサイズ、下は薄手のフリースなども入る大きさになっていますので、保温着やレインウェアなど、山行中にすぐに使いそうなものを収納しておきましょう。このポケットがかなり使いやすいので、サイドポケットがないのもあまり気になりません。
軽さ、機能、背負い心地、全てにおいてバランスの良いモデルだと思います。