春から秋のシーズンに使い勝手のある薄手軽量ゴアテックスジャケットです。素材は20デニールのリップストップナイロンを表地に使ったGORE-TEX PACLITE® PLUS。高い防水性(耐水圧28,000mm)と防風性を備えながら、ゴアテックスファブリクスのなかでは最大クラスの透湿性を誇ります。2.5層構造の裏地は3Dのドットを施すことで対摩耗性を向上させ、同時にサラリとした快適な着心地を実現。レイヤリング時の滑りもスムーズで、汗をかいたときも肌への不快な張り付き感を解消します。春のバックカントリーツアーや、登山やトレッキングシーズンのアウターシェルとして、1年を通して多目的に活躍します。さらに薄手軽量でコンパクトに収納が可能なため、行動中に着用しない時間が長い山行においても、ストレスなくバックパックに常備して持ち歩くことができ、急な悪天候のシーンでもさまざまなアクティビティをサポートします。
モデル183cm Lサイズ着用
レインシェルに求められる要素や機能、その全てにおいてトータルバランスに優れているジャケットです。
最大の特徴は、グリーンシーズンのフィールドで必要とされる3つの要素(防水性・透湿性・軽量性)を、非常に高いレベルでまとめられているところにあります。
信頼性の高いGore-Tex®素材による確実な防水性を備えながら、わずか258g (Lサイズ)と軽量に仕上がっているため、登山だけではなくトレイルランニングなどの軽さを求めるシーンにも適しています。
軽さを求めることで、犠牲となりがちなのが機能性の部分。このモデルの素晴らしさは、軽さの中でも必要な機能をしっかりと抑えていること。
フロントジップの左右に、2つのジップポケット。左側(右胸)の長いジップは、軽いジャケットに省かれがちなベンチレーションとなっていて、ジャケットを脱ぐことなく換気が可能。フロントに位置するベンチレーションは開け閉めのストレスがないだけでなく、前方から効率的に空気を取り入れ、積極的に湿気を逃がしてくれます。
右側(左胸)のジップは短く見えますが、内部はジップの長さの1.5倍はありそうな大きなポケットで、地図もすっぽり入る大きさ。ジャケット自体をこのポケットに収納することも可能です。
クライミング(登山)ヘルメットにも対応可能なフード。
後頭部に付属したドローコードの調整幅も非常に大きく、ツバに入った形状記憶ワイヤーで強風の状況でもしっかりと視界を確保。
春先や秋にも使いやすいベルクロ仕様の袖口。
シェル内蔵型の裾幅調整ドローコード。
採用しているGORE-TEX PACLITE®は、現行の四世代目にアップデートされたことで、肌に触れる裏地が今までのフラットなコーティングから、3Dのドットへと変わり、GORE-TEX製品の中でもトップクラスの透湿性に加え、汗をかいた時の快適性が格段にアップしています。裏地の耐久性も向上しフリースなどとの摩擦も軽減されることで、レイヤリング時も滑らかに着れるようになりました。
ショルダー部とボディ部で切り替えたカッティングは、動きやすさに加え、バックパックと縫い目の摩擦軽減も考えられています。
グリーンシーズンの登山やクライミング、そして街着まで使い勝手の良い軽量シェルに仕上がっていますが、その重さ以上の充実した機能がこのジャケットには詰まっています。